空を閉じ込めた箱。
気まぐれすぎる管理人の狭い狭い箱庭。
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サー、過去に書いてあったストックが発見されました。
たぶん会長と副会長が云々言ってたころに書いたものを発見したのでちょっと修正して上げて放置。
でもこれの続きは書く必要性が絶対に出てくるね。理由は読めば解る。はず。



HRで「今日の放課後には部活動紹介があります」と担任がぼそぼそとしゃべった後の時間。
やはり高校という青春の時。周りは帰宅部に憧れる人もいたけれど、多数の人は中学校なんかよりバリエーション豊かになった部活動にあれやこれやと目移りしている。
「見ろよ、これ」
放課後に配るのは面倒だから、とフライングで配られた部活紹介のわら半紙で作られた安っぽいホチキス止めの本をぺらぺらと捲りながら同様にぺらぺらとしゃべる。
「生物、科学、パソコン、園芸」
「どうして理系ばっかりなのさ」
「科学一択だよなー。なんせ俺理系だし?」
「メガネキャラって理系固定されてないよ」
「だってコンタクトとかつけたらすぐに外れちゃうからさぁ。で、お前は何部入るの?入んないなら一緒にやろうぜ。あ、裏研だって。裏道研究会……。何これ?」
「聞かないでよ。入ってきたら?僕は入らないから」
「じゃあ科学部な。フェノールフタレインとかマジで凄いんだって」
「赤くなるだけでしょ」
「お前は全科学っ子を馬鹿にした」
「別に文系だし……。だから科学部にも入らない。部活自体入らないよ」
「帰宅部?もったいなさ過ぎる」
「違うって。生徒会入ろうと思って」
中学からの悪友でもある彼がかっと目を剥く。
「生徒会ぃ!?」
その声に釣られて一部のクラスの面々がぎょっとする。
「生徒会って、聞こえた……」
「聞き間違いだよな。俺の耳が天国耳だからだよな!?」
「天国耳って何だよ……。聞き間違いじゃないよ。確実に生徒会って言った」
「…………」
「…………」
彼ら二人で「あぁもう世界が終わりだな」と言いたいように目を合わせてからため息をついた。
「演劇部に入ればいいんじゃないの。二人ともさ。初めてでそれだけ息ぴったりとか、お似合い」
「兄さんがいるから、生徒会の実態を知ってるだけ。知ればため息もつきたくなる」
「やっぱお前もか。俺は姉貴がいるんだ。すっげー怖いの。しょっちゅう俺に焦げた料理食わしてさぁ。癌になったらどうすんだっての」
放っておいたら話が明後日のほうに飛んでしまうので手で遮って話を止めてから割り込む。
「生徒会の実態って?」
「生徒会というよりも学校専属のボランティアみたいなものだって兄さんは言ってた。一応掛け持ちは可能ってなってるけど、部活以外の日は毎日放課後に奉仕活動。掛け持ちしてる人もせいぜい週1の文化部くらいで、生徒会としての活動は甲子園直前の野球部が1年続くようなものだって」
「ふーん……」
「大体お前のキャラに合わなくね?積極的に何かやるような奴じゃないじゃん」
確かに自分はそういう奴だと言われてから冷静に考えてみる。頼まれたらば動くが、頼まれなければ動かない。いわゆる事なかれ主義。そんな自分の脳裏に浮かぶ声は入学式の時のものだ。
『まずは学園への入学、おめでとうございます』
新入生400名ほどを前にしても物怖じする様子もなく生徒会長である彼女は軽やかな声を体育館に響かせる。
『中学から高校への進学は皆さんに更なる選択を与えるでしょう。その選択から、皆さんの世界は広がっていくのです』
時に運命を感じる瞬間というものがある。それってやつはいつだって唐突にやってくるし、明確な理由なんて存在しない。どうしてだかその時の僕は生徒会に入りたいと思ってしまったわけで。かといってそんな理由を言ったところで確実に誤解を受けそうなので、言うべき言葉は決まっていた。
「なんとなく」
「そういうワケ解んないところあるもんな、お前」
後に聞いてみたところ、生徒会の選出選挙は6月にあるらしい。あと1ヶ月。短いようで、長い。
「しばらくは帰宅部だな……」
影の伸びる帰路で呟く。つかの間の平穏に、安堵しながら。


続きを書く必要性があるといった理由→会長が出てこないから。
時期的にも5月でちょうどいいし、月1レベルで書いていくなら出来そうな気もするし出来なさそうな気もするし。
ま、自分が書きたいときにってところだね。
名前を一切出さずにって面倒くさいね。
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花音 梨乃

Author:花音 梨乃
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